このようなお悩みは、お気軽にてるばやし眼科にご相談ください
- 点眼薬だけでは眼圧が十分に下がらないと言われた
- 点眼薬が目に合わず、副作用が出てしまう
- 点眼を自分で続けるのが難しい
- 緑内障の手術が必要と言われたが、入院は難しい
- レーザー治療についてくわしく知りたい
- 手術は痛いのか、日帰りで本当に大丈夫なのか不安
緑内障とは

緑内障は、目から入ってきた情報を脳に伝える「視神経」という器官に障害が起こり、視野(見える範囲)が徐々に狭くなっていく病気です。治療が遅れると失明に至ることもあります。
眼圧が上昇することにより視神経が障害され、視野が狭くなるのが一般的ですが、眼圧が正常範囲内でも緑内障になることがあります。
進行は非常にゆっくりで、初期はほとんど自覚症状がないため、定期的な検査による早期発見が重要です。適切な治療で進行を抑えることが見込めます。
当院ででは日帰り緑内障手術・レーザー治療を行っています
てるばやし眼科では、次の緑内障手術およびレーザー治療を日帰りで行っております。
当院で行っている緑内障の観血手術
線維柱帯切開術(眼内法)
線維柱帯切開術には、目の外側から行う「眼外法」と、目の中から行う「眼内法」の2つの方法があります。
当院では、マイクロフックまたはカフークを使用した眼内法のみを採用しています。眼内法は、術後の合併症が比較的少なく、手術時間も短いため、患者様の身体的なご負担を抑えられる治療法です。下図に示すような特殊な器具を用い、線維柱帯を約120°〜180°の範囲で切開することで、眼圧を下げる効果が期待できます。

Micro hook

Kahook
本手術は局所麻酔下で実施しております。
手術時間は約5〜10分程度で、白内障手術を併用する場合でも合計で約15分程度です。
白内障手術との同時施行、または線維柱帯切開術のみの単独手術のいずれにも対応しております。
Istent injectW(アイステント)を用いたドレーン挿入術
iStent inject Wは、房水の流れを妨げる主な原因である線維柱帯に2つのバイパス(通り道)を作成し、シュレム管内へ房水を多方向に流出させることで、眼圧を下げる治療法です。
そのため、開放隅角緑内障の方が適応となります。本ステントは、人体に埋め込まれる医療機器の中でも非常に小さいものの一つで、直径約0.3mmのチタン製です。
金属製ではありますが、MRIなどの検査にも支障はありません。
2018年8月より、白内障手術と併用することで保険適用となっている治療です。手術は局所麻酔下で行い、白内障手術と併せて手術時間は約15分程度です。
出典:GLAUKOS HP
線維柱帯切除術
本術式は、従来から行われてきた標準的な緑内障手術の一つです。
線維柱帯を切除し、房水を眼外へ濾過することで、「ブレブ(bleb)」と呼ばれる水の袋を形成し、眼圧を下げます。
緑内障手術の中でも眼圧下降効果が最も高い方法とされていますが、その一方で、低眼圧症や感染などの合併症のリスクがあり、術後の管理が重要となる手術です。
当院では、手術適応と判断された患者様に対し、十分な説明を行ったうえで実施しております。
手術は局所麻酔下で行い、手術時間は約30分程度です。



インプラント手術(プレートあり/なし)
インプラント手術(プレートあり)
既存の治療法では十分な効果が得られない難治性緑内障の患者様に対しては、緑内障ロングチューブシャント手術が適応となります。
当院では、緑内障ロングチューブシャント手術の一つであるAhmed(アーメド)緑内障バルブ手術を導入しており、難治性緑内障に対する外科的治療にも対応しております。
下図に示すようなインプラントを眼内に挿入し、房水を眼外へ流出させることで眼圧を下降させます。
本インプラントには、眼圧が過度に下がることを防ぐ弁(バルブ)構造が備わっており、低眼圧による合併症のリスクを軽減できる設計となっています。


本手術は局所麻酔下で実施しております。
手術時間は症例によって異なりますが、約30〜60分程度です。
インプラント手術(プレートなし)
プレートを使用しないインプラント手術の中でも、比較的安全性の高い治療法として、従来より行われているEX-PRESS(エクスプレス)挿入術と、近年低侵襲緑内障手術(MIGS)として注目されているプリザーフロ マイクロシャント手術があります。
当院では、これらの手術方法を導入し、患者様の病状に応じた治療を行っております。
EX-PRSS(エクスプレス)挿入術
本術式は線維柱帯切除術に類似した手術ですが、線維柱帯を切除する代わりに、下図に示すEX-PRESS®(エクスプレス)と呼ばれるインプラントを挿入し、房水を眼外へ濾過することで眼圧を下げる治療法です。
線維柱帯切除術と比較すると、低眼圧による合併症のリスクが少ないという利点があります。一方で、術後の追加処置による眼圧調整が行いにくく、眼圧下降効果が得られにくい場合がある点が特徴です。
適応は線維柱帯切除術とほぼ同様ですが、特に硝子体手術後の方、無水晶体眼の方、眼内レンズの動揺がある方、またご高齢の患者様に適した手術方法とされています。

局所麻酔で実施しております。 手術時間は30分程度です。

プリザーフロマイクロシャント手術
本術式は日本において、緑内障手術の経験が豊富な眼科医のみが手術資格を有する治療法です。
手術の原理はEX-PRESS挿入術と共通していますが、プリザーフロ マイクロシャント手術では、線維柱帯切除術やEX-PRESS挿入術で必要となる強膜トンネルの作成が不要という特徴があります。
そのため、手術時間が比較的短く、術後の管理も行いやすいことから、低侵襲緑内障手術(MIGS)の一つとして期待されている手術方法です。
下図に示すようなシャントを眼内に挿入する手術となります。


本手術は局所麻酔下で実施しており、手術時間は約15分程度です。
当院では緑内障の治療にあたり、丁寧な診察と各種検査を行ったうえで正確な診断を行います。
その結果をもとに、日帰りで行う緑内障手術を含め、患者様お一人おひとりの状態に合わせた最適な治療方法をご提案いたします。
治療内容については十分にご説明し、患者様にご納得いただいたうえで治療を進めてまいります。
緑内障について少しでもご不安な点やご不明なことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
レーザー虹彩切開術(LI)
急性緑内障発作を起こした場合や、発作を起こす可能性が高い目に対して行う治療法です。レーザーで虹彩の根部に小さな穴を開けて、房水の通り道を作ります。
近年では、手術が可能であれば白内障手術を第一選択として選ぶことが増えてきています。
適応
- 原発閉塞隅角緑内障
選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)
線維柱帯で房水の流出を妨げている色素細胞を特殊なレーザーで選択的に破壊し、詰まりを解消して房水の流出を改善することで眼圧を下げる治療法です。治療効果には個人差がありますが、点眼薬を減らしたり、手術の必要性をなくしたり、遅らせたりできることが期待できます。
点眼薬が目に合わず副作用を起こす場合、点眼薬をきちんと使用することが困難な場合、点眼薬だけでは十分に眼圧が下がらない場合などに適応となる有効な治療法です。
レーザー後の効果は約1~2ヵ月後に安定してきます。周辺の組織に熱損傷などのダメージをほとんど与えないため、繰り返し行うことも可能です(半年~1年に1回程度)。
※保険適用の治療
適応
- 原発開放隅角緑内障
- 正常眼圧緑内障
- 落屑緑内障
- ステロイド緑内障
- など
適応とならない場合
- 炎症性の続発緑内障
- 血管新生緑内障
- など
【緑内障手術・レーザー治療】当院のこだわり
定期的に通院されている患者さまは、重症化する前に適切なタイミングで手術を受けることができます。当院では、MIGS(低侵襲緑内障手術)を含む緑内障手術に対応しています。
95歳の方でも、健康でご家族と同居されていれば日帰り手術が可能です。高齢の方が入院すると体力が落ちてしまうため、日帰り手術ができることは大きなメリットです。
レーザー治療は外来と同じ流れで、約5分の照射後、眼帯なしでそのまま帰宅できます。また、緑内障の方は白内障手術と同時に緑内障手術を行うことで、長年の点眼負担から解放される可能性もあります。
入院が必要な場合も安心のサポート体制

検査の結果、すべての方が日帰り手術の対象となるわけではありません。患者さまの症状や全身状態、緑内障のタイプなどにより、入院での手術が望ましいと判断した場合には、速やかに提携医療機関をご紹介いたします。術後の経過観察やフォローアップについても当院でしっかりと対応いたしますので、安心して治療を受けていただけます。
よくある質問にお答えします(FAQ)
- SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)は痛みがありますか?
- SLTは点眼麻酔を行ってから実施しますので、治療中の痛みはほとんどありません。治療時間も片眼で5~10分程度と短く、日帰りで行えます。レーザー後の効果は約1~2ヵ月後に安定してきますので、すぐに眼圧が下がるわけではありませんが、周辺の組織にダメージをほとんど与えないため、必要に応じて繰り返し行うことも可能です(約半年~1年に1回程度)。点眼薬が合わない方や、点眼だけでは十分に眼圧が下がらない方にとって有効な治療法です。
- 緑内障のレーザー治療を受ければ、点眼薬は不要になりますか?
- レーザー治療の効果には個人差があります。レーザー治療によって点眼薬を減らせる方もいらっしゃいますが、完全に点眼が不要になるとは限りません。レーザー治療の目的は、眼圧をコントロールして視神経がこれ以上障害されないようにすることです。治療後も定期的な検査を続け、眼圧の状態を確認しながら、必要に応じて点眼治療を継続していきます。緑内障は症状がないからといって自己判断で治療を中断せず、継続的な管理が大切です。




