手術まではしたくないが、
進行を抑える方法を知りたい
白内障の進行について
白内障は、水晶体が濁る場所によっていくつかのタイプに分けられ、進行の仕方も異なります。
皮質白内障
加齢性白内障に最も多いタイプで、水晶体の周辺部分から濁り始めます。徐々に進行するため初期段階では自覚症状はほとんどありませんが、濁りが中央に広がってくると、目のかすみやまぶしさを感じるようになります。
核白内障
水晶体の中心部から濁り始めるタイプです。進行すると視力が低下し、水晶体の核が硬くなってきます。
後嚢下白内障
水晶体の後ろ側から濁り始めるタイプで、ステロイド薬の使用や他の目の病気に伴って起こることがあります。
混合白内障
高齢になると、複数のタイプが組み合わさった混合白内障が見られることがあります。このタイプは進行が早く、手術時期が早まる可能性があります。
白内障を放置して悪化すると、水晶体が膨張して緑内障を併発するなど、他の合併症を引き起こす可能性があります。
白内障の予防と進行抑制
日常生活でできる予防策
白内障の多くは、加齢による酸化ストレスが原因で起こります。日常生活での予防策として、次のことが推奨されています。
- 禁煙する
- 紫外線を避ける(サングラスや帽子を活用)
- 十分な睡眠をとる
- 過剰な飲酒を控える
- 適度な運動とバランスの取れた食事を心がける
- 脱水を避ける
眼科専門医による進行抑制

白内障は薬で完全に治すことはできませんが、進行を遅らせることはある程度可能です。日常生活にほとんど支障がない程度の白内障であれば、眼科専門医による経過観察と点眼薬や内服薬による治療で進行を抑制することができます。
てるばやし眼科では、白内障の進行を抑える治療を行っておりますので、ご安心ください。
これらの薬剤は医師の処方が必要となりますので、定期的な検査と適切な治療をおすすめします。
※インターネットなどで販売されている「白内障を治す」とうたう薬の中には、厚生労働省の許可を得ていないものもあります。効果が不確かなだけでなく、症状を悪化させる危険性もありますので、必ず眼科専門医にご相談ください。
手術まではしたくないが、
進行を抑える方法を知りたい(緑内障)
緑内障の進行について
緑内障は、眼圧により視神経が傷んでくる病気です。一度傷ついた視神経を元に戻すことはできないため、失われた視野を回復させることはできません。
そのため、できるだけ早く発見して適切な治療を行うことが重要です。早期に治療を始めれば進行をほとんど抑えられることもありますが、進行した状態では病気の進行を遅らせることが困難になります。
自覚症状がないうちに早く治療を始めることが大切で、たとえ進行していても、生涯にわたり視野と視力を保てれば治療は成功といえます。
緑内障は完治する病気ではなく、治療の目的は進行を遅らせて、生涯にわたり視機能を保つことです。
そのため、生涯にわたる通院が必要となります。
緑内障の治療と日常生活
点眼治療の重要性

点眼治療は、緑内障において最も重要な治療法です。患者さま自身が毎日行う治療ですので、継続することが何より大切です。
自覚症状がない状態で目薬を使い続けることは、しみる感じや煩わしさ、副作用による目の赤みなどもあり、決して簡単なことではありません。しかし、点眼を続けなければ治療は成功しません。
てるばやし眼科では、緑内障の進行を抑える点眼治療を中心に、患者さまお一人おひとりに無理のない治療方法や通院計画をご提案しておりますので、ご安心ください。
気になることがあれば遠慮なくご相談いただき、長く続けられる治療を一緒に考えていきましょう。
点眼のポイント
- 1回に1滴ずつ点眼する
- 異なる薬を使う場合は、5分以上間隔をあける
- 毎日決まった時間に点眼する習慣をつける
日常生活での注意点
よく「日頃注意することはありますか」と質問されますが、嗜好品や運動などは特に制限はありません。また、「目を使ってよいのですか」と心配される方もいらっしゃいますが、目を使っても緑内障は悪化しません。基本的には今まで通りの生活で問題ありません。
ただし、閉塞隅角緑内障の方は、他の科で処方される内服薬や注射などで眼圧が上がる可能性があります。そのため、他の科を受診する際には、ご自身が閉塞隅角緑内障であるかどうかを医師に伝えることが重要です。
生活スタイルを変える必要はありません
緑内障と診断されると、人生設計を変えるほど落ち込んでしまう方がいらっしゃいます。しかし、高眼圧や末期の方以外は、じっくり治療に専念し、仕事や生活パターンを変えることなく、焦らず過ごすことが重要です。
眼圧が正常範囲の緑内障の方は、特に焦らず長期的な視点で治療に取り組むことが大切です。
治療を継続するために
緑内障の点眼治療は、きちんと点眼を続けて定期的に検査を受けること、手術をした後でも定期検査を継続することが何より重要です。
自覚症状がない中で、点眼をご自身で行い通院し続けることは簡単ではありません。緑内障の特徴をよく理解して、長く付き合っていく心構えが大切です。
てるばやし眼科では、患者さまが無理なく治療を継続できるよう、定期的な検査と適切な治療計画をご提案し、しっかりとサポートいたしますので、ご安心ください。




